ゴルフシューズ選び4つのポイント【初心者ゴルファーへわかりやすく解説】

ゴルフシューズ選び4つのポイント【初心者ゴルファーへわかりやすく解説】

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芝の上でゴルフをするときに、滑らないために重要な役割を果たしているのがゴルフシューズです。ゴルフシューズは、自分の力をボールに効率よく伝えるために重要な役割を果たしています。
しかし、ゴルフシューズと言っても靴底や靴紐の締めかたにいろんな種類があるのでどれを選んだらいいかよくわからないと思いませんか?

適当にゴルフシューズを選んでしまうと、芝の上で滑ったり、疲れやすくゴルフに集中でなくなり楽しいゴルフができなくなってしまいます。

30歳で本格的にゴルフを始め17年となる私が、これまで10数足の靴を履き比べた経験を踏まえ、いかに快適にゴルフをするかという視点から、ゴルフシューズの選び方について解説します。

この記事では、シューズを選ぶポイントに加えて、靴を買う時期や買った靴のお手入れ方法についても紹介します。

シューズの購入や買い替えを考えている人、特に初心者の方で初めて靴を買おうという人にはシューズ選びのポイントになると思います。

私個人としては、スパイクレスシューズでかつダイヤル調節式のものが履きやすくいと思います。その理由については後ほど述べますが、さらに自分の好みのデザインのものを選べばさらにゴルフが楽しくなります。

私が考えるベストなゴルフシューズとは

私が考えるベストなシューズとはダイヤル調節機能がついた合成皮革のスパイクレスシューズで気に入ったデザインのものになります。

ポイントは機能性とファッション性

機能性は、滑りにくさや疲れにくさといった快適なプレー、ファッション性は、靴デザインの好みや、ウエアとのコーディネートのことを指しています。

ゴルフ場では、普段着ないような華やかなデザインのウエアを着ることもあり、合ったシューズを選ぶことで、ゴルファーとしての見た目もよくなります。

私も「この人かっこいい」「センスいいね!」と思う人に年齢や性別に関係なく遭遇します。

機能性とファッション性どちらが優先?

機能性とファッション性どちらを優先するか?という問題ですがこれから紹介する機能が全部揃ってなくても、靴としては十分性能を発揮できますので、最終的には自分が重視する方で良いと思ったものを選ぶのがよいでしょう。

私なら、機能を若干重視すると思いますが、絶対でなくデザインで選ぶこともあります。

シューズ選び4つのポイント

ゴルフシューズを選ぶポイントを、機能性(靴底、紐の種類、材質)とファッション性の4つに絞って説明します

靴底の種類

グリップ力と軽さを兼ね備えたスパイクレスがオススメ

滑りやすい芝の上でプレーヤーのパワーを効率よく伝えるには、グリップ力が重要です。グリップ力が弱いとパワーが逃げてしまい、ボールの飛距離が落ちたり、ショットが安定しないなどの問題が起きます。

靴底の形状は大きくスパイクレスシューズとソフトスパイクに分類されます。私が初めてゴルフにであった当時(高校生ぐらいだから30年近く昔の話ですが)にはメタルスパイクが主流でした。グリップ力は最も強力ですが、芝やカート、施設の床などを痛めるため現在では使用を禁止するゴルフ場がほとんどで使う機会はありません。平坦なアスファルトなどでは歩きにくく滑りやすかったですね。

グリップ力は、ソフトスパイクがスパイクレスより強いですが、各メーカーの努力でスパイクレスのグリップ力も上がっているので、PGAツアーでも使用している選手がいます。

フトスパイクは、スパイク部分が交換できますが、スパイクの種類がいくつかあり、異なる種類のスパイクは靴底に装着でず、あらかじめスパイクの種類を確認しておかなければならないという面倒くささがあります。

また、ソフトスパイクは芝の上でのグリップ力は優れますが、それ以外のアスファルトや室内ではスパイクレスシューズより歩きにくさを感じるかもしれません。

スパイクレスシューズはスパイクなどの部品が少ない分ソフトスパイクより軽くなっているのも特徴です。またスニーカに近いデザインのため、よりファッション性に富んだものが多く販売されています。

靴底の種類グリップ力軽さお手入れデザイン性総合評価
スパイクレスシューズスパイクに比べ落ちるが性能は向上してシンプルな分軽い容易カジュアルなものから本格的なものまで豊富機能性デザイン性に優れる
(4.5 / 5.0)
ソフトスパイクスパイクレスより強力スパイクなどの部品の分重くなる傾向スパイク交換はスパイクの種類に注意本格志向グリップ性重視の方向き
(3.5 / 5.0)

紐の結び方

靴の着脱、全体均一に足を締め付けるダイヤル調節式がオススメ

靴が脱げないようにする方法として、紐で結ぶ方式とダイヤルで調節する方式があります。

ダイヤル調節式は、フットジョイのシューズで最初に採用されましたが、今では各社からダイヤル調節がついたものが発売されています。

ダイヤルでの調節は、靴についているダイヤルをカチャカチャと回して、靴紐代わりのワイヤーを締めるものです。足全体を均一に占めるためフィット感も出てきます。

紐で結ぶものに比べ、簡単い締めたり緩めたりすることができるので、靴の着脱が簡単です。また、解けた靴紐を踏んでつまづくなどのことも起きないので安全性の面からもダイヤル調節式は優れているといえます。

ダイヤル調節式は、複雑な構造のため紐より若干高くなっています。またワイヤーが切れたりダイヤルが壊れたりした場合は、紐と違って修理に出すか買い替えになってしまいます。

紐で結ぶ方式は、ファッション性の面から紐と変えてオシャレを楽しむことができます。安価で、交換可能なため、コストパフォーマンスには優れているといてます。着脱や途中で解けた紐を結び直すといった煩わしさが伴います。

靴の締め方脱着性フィット感操作性(調節)ファッション性値 段総合評価
ダイヤル調節式
(カチャカチャ)
ダイヤル操作のみで容易足の甲全体を均一に締められるダイヤルを回す靴の色デザインのみ高い履きやすさやフィット感に勝る
(4 / 5.0)
靴 紐紐を結ぶ分だけ手間がかかる紐の締め方によってはフィット感にムラが発生紐をむすぶ靴紐の色や紐の通し方のバリエーションが多い安い自分好みにカスタムしたい人向き
(3 / 5.0)

靴の素材

比較的安価で、手入れが簡単でかつ防水機能に優れた合成皮革がオススメ

靴の素材には、天然皮革のものと合成皮革のほか、スニーカーと同じようなファブリック素材を使用したものもあります。

天然皮革の靴は、足に馴染んだら履き心地は抜群ですが、足に馴染むまでの時間がかかることと、手入れを怠るとかえって履きにくくなるというデメリットがあります。値段も天然皮革のものは高価になることが多く、気軽に買うにはちょっと手が出しにくいです。きちんとしたお手入れができていれば長持ちしますが、お手入れができていないと帰ってすぐに傷んで使えなくなることがあります。

合成皮革は、天然皮革に比べ手入れが簡単で、初めから柔らかく仕上がっているため足にも馴染みやすいです。防水性にも優れ、朝露の中でのゴルフや雨の日のゴルフでも気にせず使用できます。天然皮革に比べ物持ちはよくありませんが、安価のため靴底の消耗具合との兼ね合いから買い替えが容易です。色合いも多く準備できるためファッション性にも優れているといえます。

ファブリック素材は、軽さと通気性が最大の特徴です。特に足の群れが気になる方には良い靴です。逆を言うと水も通しやすく雨や水溜りに入ってしまうと、靴の中に水が入ってきます。伸縮性もあり最短で足に馴染むことができます。デザインもスニーカーに近いものもありゴルフ練習場に家から履いていけるというメリットもあります。

靴の素材履き心地耐久性お手入れ防水性通気性価 格総合評価
合成皮革良いかんたん素材に防水機能悪い中間全体的に悪いところが少ない
(4.5 / 5.0)
天然皮革最初悪いが徐々に良くなる長い※水洗いができずクリームなどの手入れが必須防水処理が必要悪い高い革靴手入れの知識が必要
(2.5 / 5.0)
ファブリックスニーカー感覚で履ける短いかんたん防水処置しても水が入ってくる良い安い雨や水気のあるところで使わない人向き
(4 / 5.0)

ファッション性

オススメは自分の好みに合ったもの

各メーカーがいろんなデザインの靴を出しています。ファッション性にはこれといった定義はありませんが、自分の好みに合ったものがあればベストだと思います。

色味については、自分がよく着るウエアの色が入った靴を選ぶと一体感が出てよいと思います。
一般的にスーツなどは靴の色とベルトの色をあわせますいので、そういう選び方もいいと思います。

デザインはお好みでOK 服の色と合わせると一体感があってセンス良く見えます

代表的なシューズメーカー

フットジョイ

アクシネットジャパンインク(旧日本タイトリスト)がグローブやシューズをフットジョイブランドとして販売しています。ダイヤル調節”BOAシステム”をいち早く採用したメーカーで、ダイヤル調節式シューズ販売の先駆け的な存在です。普及品からオーダーメイドまで幅広く対応しています。
タイトリストは韓国企業のFILA傘下の企業です。(本社はアメリカマサチューセッツ州にあります)
 

アディダス

アディダスジャパン株式会社がゴルフ用品の一つとして販売しています。スニーカーのようなデザイン性のものも多く、カラーバリエーションも豊富なため選びやすいです。ちなみにリーボックもアディダスジャパンが販売しています。

アシックス

松山英樹選手も履いているブランドです。アシックスは2013年にダンロップと業務提携をしてそれまでダンロップ(スリクソンやゼクシオ)ブランドで販売していたシューズがアシックスブランドとして売られています。アシックスの日本人の足にあった靴づくりと、ダンロップの質の良いゴム製品とのバランスから履きやすい靴となっています。

ミズノ

大阪に本社を置くミズノが1906年の創業後、ゴルフクラブと同時にゴルフシューズを発売しました。それまで輸入に頼っていたゴルフ関連商品を日本人にあった道具を提供するということから研究商品開発をしているという歴史ある会社です。日本人にあった道具づくりは現在も脈々と生き続けています。

ニューバランス

2017年からゴルフ事業に参加した、比較的に新しいブランドです。ニューバランス自体はスニーカーなどがありましたが、そのデザインをゴルフシューズにも引き継ぎオシャレなシューズが多いのが特徴です。女子プロゴルファーの稲見萌寧選手も使用してとり、シューズ性能の実績としても十分です。

ゴルフシューズを購入する時期

コースデビューしたい時期の1〜2ヶ月前くらいまでの購入がベスト

私の過去の経験上から、ラウンド直線は避けた方が良いと思います。
理由は靴に足がなれず、靴ずれでラウンドの途中で足にマメができる可能性が高くなるからです。
昔、ゴルフ場に道具を送りましたが、手違いで靴だけ届かなかったことがありました。その時に急遽ゴルフシューズを買いました。足に馴染みやすいスニーカータイプを選びましたが、ゴルフ終盤では履きづらかった経験があります。

靴を足に慣らしておくという意味でもコースデビューの前に買い、できるだけ練習場などで履いて使っておきたいところです。練習頻度にもよりますが、1〜2ヶ月ほどで靴が馴染んでくるはずです。

次に紹介する靴のお手入れと合わせることで履きやすさはさらに増します。

コースデビューの1〜2ヶ月前までには購入しておきたいところです。理由は靴を足に慣らしておくためです

ゴルフシューズのお手入れ方法

お手入れのポイントは購入直後と使用後にあります。
購入直後は、汚れの防止と早く足に馴染ませることが目的です。
使用後は、靴の汚れを落とし良い状態に保つことが目的となります。

購入直後のお手入れ

まずは一回靴を履いてみましょう。ここで靴に履きにくいところがないか。小さすぎたり窮屈に感じるところがあるか確かめましょう。それからお手入れに移りましょう。

汚れの防止

靴に防水スプレーを振りかけます。

合成皮革はある程度の防水性能は持っていますが、汚れを落としやすくするための効果もあります。天然皮革やファブリックの靴を選んだ場合には特に効果があります。

防水スプレーをしたら、風通しのよい日陰などでゆっくり乾燥させましょう。

天然皮革を選んだ方は、防水スプレーの前に靴クリームの後に防水スプレーを振りましょう。先に防水スプレーを振ると靴クリームが靴に浸透しにくくなります。

写真は株式会社コロンブスの「アメダス」靴以外にも使えます
靴を足に慣らす

試し履きをしたときに、小さく感じたり窮屈に感じた場合はシューズキーパーなどを使い、靴の形を整えます。シューズキーパーは100均で売っているものでも十分です。

靴の一部分が気になるようであれば、そこに新聞紙などを当てて広がるようにしてあげると履きやすくなります。

シューズを使わない時の型崩れ防止にも良いですので、防水スプレーを振りかけた後の乾燥時に使うのも良いです。

使用後のお手入れ

使ったとのお手入れは、ゴルフ終了直後と家に戻ってからの2段階があります。

ゴルフ終了後

芝や泥を落とします。

ゴルフコースからクラブハウスに戻ってきたら、備え付けのエアーで芝や泥を落とします。

ゴルフ場によっては水道やブラシが備え付けてありますので、頑固な汚れは水洗いしながらブラシで落としましょう。

ゴルフ練習場ではそこまで汚れることは少ないと思いますが、併設のバンカーやアプローチ練習場に出かけた場合は、軽く汚れを落とします。

練習場にはコースにあるようなエアーがありませんので、練習場の泥落としマットなどを活用したいところです。

ゴルフ練習場におしぼりが備え付けてあるところがありますが、ゴルフ場の注意書きにクラブや靴の掃除に使わないでくれと書いてあれば、使ってはいけません。注意書きの有無についても確認しておくと良いですね。

家に帰ってから

シューズケースから靴を出してゴルフ場で落としきれなかった汚れを落とし、最後に防水スプレーをしておきます

ゴルフ場から戻ったらなるべく早くシューズをケースから出しましょう。放っておくと、最悪カビが生えてしまいます。

ゴルフ場で落としきれなかった汚れがある場合は、ブラシを使い汚れを落とします。合皮やファブリックの製品は水洗いも良いです。細かな部分の汚れには使い古しの歯ブラシが役に立ちます。

汚れ落ちの良いオススメの洗剤「ウタマロ石けん」
衣類の泥汚れに強く一つ持っておくと便利です。固形と液体がありますが固形のものがが使い勝手が良く、ドラッグストアなどで一個100円程度で売られています。≫ウタマロ石けんの公式HPはこちら

一つあると色々使えて便利です

汚れが落ちたら、乾いたタオルなどでよく水気を落とし、陰干しします。靴の中敷きが外せる場合は別に乾燥させると効率良く乾燥できます。シューズキーパーを使うと型崩れ防止に役立ちます。

最後に乾燥したら表面に防水スプレーを振り、シューズをケースに戻しておきます。

ゴルフシューズのお手入れは手間がかかりますが、靴を常に良い状態にしておくことができますので、靴が長持ちする他ラウンド中の不快感を軽減してくれます。

まとめ

いかがでしたか
靴選びのポイントを紹介しました。買われるゴルフシューズは必ず全部の要件を備えておかなくてもゴルフを楽しめますが、たくさんある中から選ぶ参考になれば幸いです。

最後に、デザインや色で自分が気に入ったものがあれば、その分道具にも愛着が湧いてくるものです。しっかりお手入れをして大切に使ってくださいね!
ゴルフのスコアも重要ですが、ゴルフを楽しむことも心の余裕も重要です。せっかく自分で選んで買うのですから、ファッションやオシャレも楽しみたいですよね。

皆さんのゴルフライフがより良いものになるように応援しています!

ではまた


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