
「グリップって種類が多すぎて、どれが正解かわからない…」そんなお悩みを抱えていませんか?
実はグリップは、スイングの安定、球筋のコントロール、疲労の軽減にまで影響する、ゴルファーにとって最重要パーツのひとつです。
本記事では、絶対に外せないグリップ選びの3大基準と、プレースタイル別に厳選したおすすめグリップ3選を徹底解説。初心者が陥りがちな失敗例とその対策も紹介し、「自分にぴったりの1本」が見つかるよう導きます。
スコアが劇的に変わる!ゴルフグリップ選びの重要性

「スイングが安定しない」「グリップが滑る」──その原因、実はグリップにあるかもしれません。
- 握ったときに違和感がある
- 雨や汗で滑りやすい
- スイング中に力みやすい
- ラウンド後に手が疲れる・痛む
グリップはクラブとの唯一の接点。言い換えれば、**自分の身体とクラブが繋がる“ただひとつの橋”**です。接点がズレていれば、いくらクラブの性能が優れていても、それを100%活かすことはできません。
たとえば、どれだけ馬力のある車でも、タイヤが滑れば意味がないのと同じ。グリップの不調は、スコアにも直結します。
さらに、プロゴルファーたちもこだわるのがこの“グリップ選び”。ツアープロはプレー中に微妙な感覚を大切にしており、グリップの太さや硬さをミリ単位で調整することもあるほどです。それだけ重要なパーツなのです。
初心者でも迷わない!グリップ選びの3大基準

① 太さ|手のサイズと球筋に合わせて選ぶ
手の大きさ | 適したグリップ |
---|---|
小さい | 細め(スタンダード) |
大きい | 太め(ミッドサイズ・ジャンボ) |
- 細め:球がつかまりやすく、フックの抑制に
- 太め:手の余計な動きを抑えてスライス軽減に
💡 「力まず自然にスイングできるか」が判断基準です。
グリップの太さを誤ると、意図しない球筋が出ることがあります。握力の強さによっても最適な太さは異なるため、目安としてグリップを握ったときに中指と親指の腹が軽く触れる程度が理想です。
② 素材|季節やプレー環境に応じて選ぶ
素材タイプ | 特徴 | 向いている人 |
ラバー | 柔らかく滑りにくい | 初心者・バランス重視 |
コード | 耐久性が高く汗に強い | 夏場・汗をかきやすい人 |
ソフト(ポリマー系) | クッション性が高く手に優しい | 女性・長時間プレーをする人 |
🌤 季節での使い分けもおすすめ:「冬はラバー」「夏はコード」が定番です。
ソフト素材は女性やシニアゴルファーに特に人気で、長時間のラウンドでも手が疲れにくいのが魅力です。
③ 重量|クラブバランスとの相性を意識する
- 軽量グリップ:ヘッドスピードが上がり、飛距離アップに効果的
- 重めグリップ:スイングのブレを抑え、方向性を安定させる
⚠ 重さはクラブ全体のバランスに影響します。試打や専門スタッフへの相談が安心です。
バランスが狂うとスイングテンポやタイミングも崩れるため、単に軽い・重いだけでなく、自分のスイングスタイルに合ったバランス調整が必要です。
プレースタイル別|あなたに合うグリップ診断

✅ 手が小さい・握力が弱い → 細め+ソフト素材
✅ 汗で滑りやすい → コードタイプ
✅ 安定性重視 → 重め+ラバー素材
✅ 疲れにくさ重視 → 軽量+クッション性素材
👆 「自分の特徴 × グリップの特性」で、最適な1本に出会えます。
特に初心者の場合、自分のプレースタイルが確立されていないこともあります。そんなときは「握ったときの安心感」を重視して選ぶと失敗が少なくなります。
初心者〜中級者に人気!おすすめグリップ3選

グリップ名 | 太さ | 素材 | 重量 | 特徴 | おすすめユーザー |
ゴルフプライド ツアーベルベット | スタンダード | ラバー | 標準 | バランス型・クセがなく扱いやすい | 初心者全般 |
イオミック Sticky Evolution | 細め | ソフト | 軽量 | 疲れにくくグリップ感も良好 | 握力が弱い方・長時間プレーをする方 |
ラムキン クロスラインコード | やや太め | コード | 標準〜重め | 雨や汗に強く滑りにくい | 夏場・競技志向の方 |
これらはショップでも試打できることが多いため、実際に握って比較してみることをおすすめします。
よくあるグリップ選びの失敗とその対策

グリップを価格や見た目などで選ぶと、合わなかったということもありますので、ニーズにあったものを選ぶ必要があります、
❌ 価格だけで選ぶ → 手に合わず疲れやすい
❌ 見た目だけで選ぶ → 雨・汗で滑りやすくなる
❌ 他人の真似をする → 自分には合わず逆効果
✅ 対策は、「試し握り」+「自分の特徴把握」+「プロへの相談」が鉄則です。
特に、見た目に惹かれて選んでしまう初心者が多く、性能や相性を無視するとスコアに直結するミスになります。
迷ったらプロのフィッティングを活用しよう

- 多くのショップで無料の「試し握り」が可能
- 専門スタッフがサイズ・素材・重量をアドバイス
- その場でのグリップ交換ができる店舗も
💡 数値ではなく、握り心地が最重要。自分の感覚を信じて選びましょう。
また、フィッティング時にはスイング動画を見ながらアドバイスしてくれる店舗も増えています。より精度の高い選定が可能になります。
FAQ|初心者のよくある疑問にプロが回答

Q:グリップの交換タイミングは?
A:1年または40ラウンドが目安。滑りやテカリ、ヒビ割れがあれば即交換しましょう。
Q:初心者におすすめのグリップは?
A:スタンダード太さのラバー素材が無難で扱いやすく、クセがありません。
Q:自分でグリップ交換できる?
A:可能ですが、初回はプロに任せるのが安心。工賃の目安は1本あたり500〜1,000円です。
【H2:まとめ|あなたのゴルフを変える1本を見つけよう】
グリップはゴルフパフォーマンスを支える「唯一の接点」。正しい選び方をすることで、スコアも快適さも劇的に変わります。
覚えておくべき3つの視点:
✅ 手に合う「太さ」
✅ 季節や好みに応じた「素材」
✅ スイングバランスを整える「重量」
「なんかしっくりこない…」と感じたら、それが変え時のサインです。
▶ まずはショップで“試し握り”を。あなたのゴルフを変える1本と出会ってください。