ゴルフグリップの交換はどうしていますか
昔はグリップの交換なんて考えもしませんでしたが、グリップの交換によって良い効果が得られます。グリップ交換の魅力について紹介します。
なぜ、グリップ交換が必要なのか
ゴルフクラブのグリップは、通常ゴムでできています。
ゴムは時間と共に劣化していきますので、硬くなってきます。
硬くなってきたら、滑りやすくなります。特に雨の日は滑りやすくなりますので、雨の中でのラウンドではクラブを振りにくく感じやすくなることがあります。
また、練習を続けていくうちにゴムは擦り減ってきます。
擦り減ってきたグリップは手に馴染んでいる一方で、グリップがきちんとできていない場合は変な癖がついている状態になります。
グリップ交換の魅力
グリップを交換することによって次のような効果が得られます。
グリップ力が戻る
劣化したゴムを新しくしてあげることにより、滑りにくくなります。新品のクラブを買った時の感じに戻ると思ってください。
自分の好みに合ったグリップにできる
グリップは色んなメーカーから発売されており、色や硬さなども豊富にある中から選ぶことができます。
色は定番の黒のほか、赤や青、マーブル模様やデザイン性の高いものなど様々です、
硬さは、柔らかく手に吸い付くような感じのものから、硬くしっかり握ることができるものまで様々です。自分の握る力などによっても合う硬さのグリップが選べます。
グリップの素材は、ゴムのみでできたものやゴムに他の素材を混ぜたもの、ゴム以外の新素材でできたものがあります。また滑りにくくするために糸が入っているコードグリップというのもあります。
素手で触る部分については、手の皮膚の強さも考えると良いです。グリップが勝ちすぎると手が荒れてしまうことがあります。
自分の握り方にあったグリップにできる
グリップの大きさを自分の握り方によって変えることができます。グリップの下には両面テープが巻いてありますが、この巻き方を増やすことによってグリップを太くすることができます。
右手の方だけ太くしたい場合は、下の方だけ2重に巻くなどして調整できます。
気分が変わる
グリップを新しくすることによって、見た目も握った感じも変わりますので気分も新たに練習やラウンドに出掛けられます。
グリップ選びのポイント
グリップを新しくするのに気にしている点は次の点です。
硬さ
最初からクラブについているグリップがいい人は、柔らかいラバーグリップを選ぶと良いでしょう。しっかり振りたい人は、硬めのグリップ。雨の日の滑りが気になる人は、コード入りのグリップを選ぶと良いでしょう。
バックラインの有無
バックラインとはグリップの下になる部分にある触るとわかる程度の出っ張りです。
バックラインがあると、クラブフェースの向きが一定になりやすいです。逆にフェースを開いたり閉じたりして操作をすることが多い人は、バックライン無しの方が違和感が少ないかもしれません。
色
自分のキャディバックの色に合わせたり、自分の好みにするほか、番手ごとに色を分けるなど見た目の好みのほか、機能的に色を使い分けることもできます。
太さ、重さ
太さが変わると、クラブの操作性が変わってきます。細い方がヘッドが走りやすくなるため、飛距離が増します。太くなると方向性が安定しやすくなります。
重さが変わると、クラブの重量バランスが変わってきます。グリップが重くなると、ヘッドが軽く感じ、グリップが軽いとヘッドが重く感じます。
パターのグリップを交換するときは、太さを大きくすることによって方向性を安定させることができます。市販のパターでも最初から太めのグリップのものが多く販売されています。
交換時期
交換時期は、40ラウンド毎や1年に1回などと言われていますが、変えたくなった時でいいと思います。
私は最近なんか滑りやすいと感じた時や、グリップが擦り減ってきた時などに交換を考えています。
グリップを扱うメーカー
グリップ交換の費用
グリップの交換費用はグリップ代に加え工賃が必要です。
グリップの交換は大きく分けて2つの方法があります。
- 自分で交換する
- お店で交換してもらう
グリップの値段はパター以外のもので1本1000円〜2000円ぐらいで売られているものが多いす。またパター用グリップは3000円〜4000円ほど見ておくと良いです。
お店で交換してもらう場合は、1本いくらという感じで値段が工賃がかかりますが、買ったお店に頼む場合は、割引があったり無料で行ってくれる場合がありますので、お店に聞いてみましょう。
アイアンセット(5番〜9番)とピッチングウエッジ、アプローチウエッジ、サンドウエッジの8本を交換する場合は概ね1万円〜1万5千円ぐらいの予算を見ておけば良いと思います。
自分で交換する場合は、工賃分無料になりますが、交換に使用する消耗品などがかかります。
自分で交換する方法はYoutubeなどで紹介している動画が参考になります。
グリップを交換する際の注意点
交換後すぐには使えない
交換仕立てのグリップは、完全に密着していません。交換する際は、両面テープとグリップの滑りを良くするために揮発性の潤滑剤を入れてあります。グリップが安定するまで、1日はおいた方が良いでしょう。
ラウンドに合わせてグリップを交換したい人は、余裕を持って交換されるようにしてください。
怪我に注意
自分で交換される場合は、怪我に注意です。特に古いグリップは、カッターナイフなどでグリップを切り外しますが、この時に怪我をしないように気をつけてください。
お店に売っていない場合
お店によっては取り扱っていないメーカーがありますので、メーカー公式サイトで取扱店を探すか、ネットでグリップだけを購入し持ち込んで交換をお願いすることができます。
グリップ交換はどこに頼めばいいのか
ゴルフ5やビクトリアゴルフなどは、お店で対応してくれることがほとんどです。また、ゴルフ練習場にあるショップやゴルフ中古ショップなのでも対応してくれます。
結局何が自分に合っているかわからない場合
店員にグリップを交換したいがどれがいいのかわからないことを伝えたら、相談に乗ってくれます。少し敷居が高いかもしれませんが、ゴルフ工房に行って相談してみたら、さらに専門的なアドバイスをもらえることがあります。
私が最初に交換したのは、行きつけの練習場に併設されていた工房でした。工房の主人が擦り減ったグリップを見て握り方の癖にあった調整をしてくれました。
くまンモが使っているグリップの紹介
私ぱムジークのドライコンパウンドのソフトタイプを使っています。
このグリップは滑りにくく、特に雨の日にグリップの滑り防止がしっかりしているので使っています。
いかかでしたか。長くクラブを使っていて、グリップがテカテカしてきたり、硬くなって滑りやすいなど感じている人はこれを機会にグリップを交換してみてはいかがでしょうか。